伊勢神宮の式年遷宮参拝はいつ?そして観光ポイント
古来より日本人の信仰の場であった伊勢神宮。
実はこの伊勢神宮は一ヶ所の神社を示すのではありません。
伊勢の五十鈴(いすず)川のほとりにある内宮(ないくう)と山田の原にある外宮(げくう)をはじめ、周辺にある別宮、摂社、末社、所管社を含めた合計125の宮社の総称を伊勢神宮といいます。
古くは伊勢太神宮(いせのおおみかみのみや)ともいい、特に戦国時代の後の江戸時代より、庶民の参拝が急増した神域なんですね。
基本、神域ですが、観光地としても有名で、泊りがけの旅行者など、伊勢神宮と三重県の観光というのが最近の主流みたいです。
また最近では、20年に一度の式年遷宮で話題になったこともあり、参拝者も急増。
神宮司庁によると、平成25年(2013)の参拝者数が過去最多の1420万4816人となり過去最高を記録しました。
式年遷宮はいつ?なぜするの?
伊勢神宮の御神体の住まいを移す式年遷宮は、戦国時代は100年近く行われていませんでしたが、現在では基本、20年に一度行われます。
ちなみに平成25年(2013)に第62回神宮式年遷宮が行われました。
次の式年遷宮は平成45(2033)年に行われる予定です。
ではなぜ20年に一度、式年遷宮を行うかという理由ですが、実は伊勢神宮の公式記録にもその理由は伝わっていないのです。
つまり謎。
そこで有識者の見解ですといろんな意見がありますが、建物の老朽化を考え20年に一度の建て替えが妥当とか、宮大工職人の技術伝承のためにこの周期とかいわれています。
基本は参拝。でも+αがあるのがお伊勢参り
伊勢神宮参拝は、現在になって多くの人が参拝しているワケではありません。
戦国時代が終わって、太平の世となった江戸時代から庶民は進んで『お伊勢参り』といって、伊勢神宮に参拝していたみたいです。
また江戸時代は現在と違って、気軽に旅行に行ける時代ではなく、正当な理由が無いと、自分が住んでいる国や藩から出る事すら簡単ではありませんでした。
そこで、『お伊勢さんに参拝に行く』という理由で、藩主から許可をもらって、伊勢の国に行く旅も楽しんでいた様です。
つまり主な理由は参拝。それ以外は観光。
これは現在でも続いており、伊勢神宮へは神聖な気持ちで参拝し、帰りにちょっと観光して帰るというスタイルが多いようです。
伊勢神宮を含め、三重県はどんな観光スポットがあるの?
では現在、伊勢神宮を含めた三重県は、どんな観光スポットがあり、そして魅力はなんなのか?ということをまとめてみました。
・世界遺産・熊野古道がある
・海が近く、海産物の美味しさには定評がある
・名古屋から近く、名古屋とセットの観光旅行プランが組める
・日本で3番目の入場者数を誇る遊園地・ナガシマスパ−ランドがある。
(ちなみに1位は東京ディズニーランド、2位は大阪USJ)
・熊野の花火は結構スゴイ
・世界中から来場者が集う鈴鹿サ−キットがある
このほかにもありますが、ざっと出しただけでもこれだけあります。
伊勢神宮参拝とこれらの観光をセットに楽しんでみるのもいいですね。
また同じパワースポットでもある熱田神宮とセットにしても良し。
ということで、私が伊勢神宮に参拝した体験談や感想を下の関連ぺ―ジにまとめてあります。
あなたの伊勢神宮参拝の参考にして頂ければ幸いです。
この記事を読んだ人がチェックしている関連ページ
- 伊勢神宮の駐車場は何時から混雑する?料金は?
- 伊勢神宮の駐車場の混雑する時間と駐車料金についての記事です。
- 名古屋駅から伊勢神宮への電車アクセス方法
- 名古屋駅から伊勢神宮への電車での行き方を説明した記事です。今回は近鉄特急で伊勢神宮に行ってみました。所要時間や料金も調べてみました。
- 伊勢神宮外宮からバスで内宮へのアクセス方法
- 伊勢神宮外宮からバスで内宮へのアクセス方法を解説した記事です。
- 伊勢神宮観光で立ち寄りたいおかげ横丁
- 伊勢神宮内宮近くにあるおかげ横丁は、観光で立ち寄りたいスポットのひとつです。
- 伊勢神宮のピンポイント天気予報はこれでチェック!
- 伊勢神宮へ行く時に事前にチェックしたいピンポイント天気予報のオススメの記事です。
- なぜ伊勢神宮のお守りは通販がオススメなのか?
- 伊勢神宮のお守りをネット通販で買う時のポイントです。
- バスツア−で伊勢神宮に行ってみる!
- バスツア−で伊勢神宮に参拝する時、オススメの旅行会社やどを紹介しています。
- 知っておきたい伊勢神宮周辺のホテルの選び方
- 個人で伊勢神宮に参拝する時、宿泊で行く時のホテル選びで知っておきたいポイントです。
- 赤福餅を通販で買う3つの理由とは
- 伊勢神宮の名物といえば赤福餅。最近ではネット通販でも取り寄せ購入できますが、なぜわざわざ通販で購入するのか?その理由を3つ挙げてみました。