まるや八丁味噌の工場見学レビューと私の感想
【八丁味噌の郷レビュー７/１０】
まるや八丁味噌の工場見学レビューです。
まるや八丁味噌もカクキューとおなじく工場見学が実施されています。
キホン、同じ材料、そして同じ様な作り方ですが、わずかな違いも楽しめますし、若干、案内などにも違いがあるので、こちらも要チェックですね。
所要時間は約３０分くらいです。
工場見学には午前の部、午後の部があり、００分と３０分に行われます。
これを知っておくと、待ち時間が少なく、スムーズに見学できるので時間のムダがないですね。
こちらも専門のスタッフの方が工場内を案内してくれます。
印象的だったのは、味噌樽の上に積んである石。
これは職人の手積みで、城の石垣を積む工法と、ほぼ同じだそうです。
この石積みがうまくできないと、味噌樽の中に必要以上の空気が入り、品質にも影響するのだとか。
一通り積めるようになるには約１０年という歳月が必要だそうです。
まさに職人技ですね。
そしてまるや八丁味噌にも豊臣秀吉ゆかりのエピソードと井戸があります。
秀吉がまだ日吉丸と名乗っていた若い頃。
空腹に耐えかねて、まるや八丁味噌に忍び込んで食べ物を探していました。
しかし蔵の職人たちに見つかり逃げ出します。
そこで日吉丸は、味噌樽に積む石をこの井戸に投げ入れました。
ドボーン！
という音を聞いた職人たちは、日吉丸が井戸の中に落ちたと思い、井戸の中を覗き込みます。
しかし井戸は深く、夜だったのでよくわかりません。
この時、まるや八丁味噌の開祖・弥治右衛門に見つかったそうですが、弥治右衛門は見て見ぬふりをしたそうです。
その隙を付いて、日吉丸は逃げる事に成功したワケですが、後に天下人となった秀吉は、この時の弥治右衛門に心から感謝したそうです。
これも逸話という事ですが、この地に秀吉の逸話があること自体、興味深いですね。
ちなみにカクキューと違って、蜂須賀小六は出てきません。
工場見学が終わると、試食の味噌こんにゃくを出してくれました。
三河地方では定番の食べ方なのですが、薄味のこんにゃくに味噌ダレがよく合います。
見て、聞いて学ぶのもいいですが、食べて学ぶのもわかりやすいですねw
さらに試供品まで頂けたのは嬉しかったです。
試食有り、試供品ありで、ウレシイ工場見学ですね。
さて、私のまるや八丁味噌の工場見学の感想ですが、カクキュー八丁味噌とは、ちょっと違う部分もあってこちらもオススメです。
特に秀吉ゆかりの井戸は、歴史好きの人なら興味があるのではないでしょうか？
さらに売店にも数多くの工場直売のお土産があるので、工場見学が終わってからチェックした方が良いです。
なぜなら、先に買ってしまうと手荷物にもなりますので、帰り際に立ち寄った方がいいですね。
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