カクキュー八丁味噌の郷工場見学レビューと私の感想




カクキュー八丁味噌の郷工場見学レビューと感想

 

 

【八丁味噌の郷レビュー5/10】

 

 

カクキュー八丁味噌の工場見学レビューです。

 

 

カクキュー八丁味噌は、まるや八丁味噌と同じく、自社の工場見学を開催しています。

 

 

時間は毎正時、30分の1時間に2回行われます。

 

 

売店に受付カウンターがあるので、そこで用紙に必要事項を記入して、時間になればスタート。

 

 

所要時間は約30分くらいです。

 

 

 

 

 

 


工場見学は専門のスタッフの方が案内してくれます。

 

 

また普通に工場は稼働しているので、リフトが走っていたりする場合があるので、立ち入り禁止区域には注意して見学することが大事ですね。

 

 

 

 

 

 


まずは味噌蔵。

 

 

実際に出荷されている味噌を作っている現役の蔵なので、豆味噌の良いニオイが蔵の中に漂っています。

 

 

八丁味噌の原材料は、大豆、塩、水のみ。

 

 

昔ながらの製法で作られているんですね。

 

 

桶の中で2夏2冬かけて作りだされます。

 

 

 

 

 

 


これは昔の味噌作りを人形で再現したもの。

 

 

昔は全て人力で味噌を作っていました。

 

 

また蔵も発酵をうまくできる様に2階部分を工夫したり、いろんな知恵が凝縮されているんです。

 

 

写真や絵で見るより、こうしたジオラマ(?)を見ながら、スタッフの方が説明してくれるのでわかりやすいです。

 

 

 

 

 

 


そしてこちらは旧国鉄時代に岡崎駅にあった看板。

 

 

宮内省御用達の文字が輝いてますw

 

 

ところでこの看板の絵なのですが、なんと戦国時代の天下人・太閤豊臣秀吉と家臣の蜂須賀小六の出会いの絵ということです。

 

 

岡崎といえば、徳川家康を思い浮かべますが違うんですね。

 

 

なぜ豊臣秀吉と蜂須賀小六なのかというと、スタッフの方が説明してくれた次の様なエピソードがあるからです。

 

 

織田信長の父・織田信秀の足軽の子として生まれた秀吉は、名古屋市中村区の生まれといわれています。

 

 

現地は中村公園という観光地になっています。

 

 

幼名は日吉丸といい、各地を放浪していました。

 

 

三河の国にやってきた時、矢作橋(やはぎばし)で野宿していたら、蜂須賀小六が誤って寝ている日吉丸を踏んでしまいます。

 

 

怒った日吉丸は、小六に謝る様に怒鳴ったそうで、その日吉丸の度胸が気に行った小六は、日吉丸の立身出世に力を貸す様になったとか。

 

 

これは江戸時代の絵本太閤記に出てくる逸話ですが、その話が看板に描かれているんです。

 

 

 

 

 

 


ちなみに秀吉はカクキュー八丁味噌の蔵に忍び込み、ムシロを盗んで、それをかけて橋で寝ていたそうなのですが…

 

 

カクキュー八丁味噌の創業は正保(しょうほう)元年(1645)ということなので、秀吉が亡くなってからの創業なので、これはあくまで逸話ですね。

 

 

 

 

 

 


そして資料館にある宮内省御用達の看板。

 

 

つまり八丁味噌は、かつて皇室に納められていた食材なのです。

 

 

宮内省御用達制度は、昭和29年に廃止されたので、今では行われていません。

 

 

でも皇室に納められていたために天皇の料理番で有名になった宮内省主厨長・秋山徳蔵もカクキュー八丁味噌蔵を訪れたそうです。

 

 

歴史って意外なところに意外なエピソードがあるんですね。

 

 

 

 

 

 

 


そして工場見学が終わったら、味噌汁と味噌こんにゃくの試食があります。

 

 

味噌汁も紙コップで数種類のものを試すことができますし、こんにゃくは味噌ダレの味がよくわかります。

 

 

 

 

 

 


そして八丁味噌の試供品のお土産も頂きましたw

 

 

私の感想ですが、こういった工場見学は非常に貴重だと思いました。

 

 

その理由は、名古屋めしにも使われている八丁味噌ですが、実際にどのようにして作られているのかは、あまり知られていないんです。

 

 

私も工場見学に行くまで知りませんでしたし。

 

 

毎日食べているんですけどね。

 

 

あと場所的に岡崎城に近いので、セットで訪れると十分に半日の観光コースになると思います。



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